一人一花スプリングフェス2024 in福岡市役所前ふれあい広場 2024年4月
今年もプロガーデン部門で参加させていただきました。
3年連続3回目の出場!!!
このところ2月中旬くらいになるとそわそわするようになりました。
と、言うのもこれくらいの時期に
「あの~今年も出店お願いできますでしょうか~」
ととある方から電話がかかってくるからです(笑)
そういわれちゃうと
「了解です!」
と、言ってしまう私がいて、ついつい仕事そっちのけで取り掛かってしまう悪い癖(笑)
とはいえ、了承したからには驚くものを創りたい!
昨年はARを使ったデジタルの森を福岡市役所前広場に創ったので、今年は・・・
そうだ!AREにしよう!!
実は弊社、昨年よりデジタルと庭の融合を目指し「NIWAVERSE」という商標を登録していて、少しづつではありますが開発をしております。
今回はそのお披露目ということで、枯山水の前にデジタルの花を咲かせることにしました。
デジタル機器を必要とする為、今回のように野外で再現するには屋根が必要となってきます。
しかしただ屋根をつけるだけではかっこ悪い・・・
倉庫でも建てるのか!
と、言うくらいのレベルの小屋を建て、その中に枯山水を造りました。
いつも色々と助けてくださる、柴田庭園管理の柴田さんにお手伝いいただき、こんなに大きな石を運んでもらいました💦
力持ち~
って、実はこれ軽石なんです(笑)
とはいえ軽石でもこのサイズは結構重いです。
正面から見ると立派な倉庫です(笑)
右から
左から
この竹の曲がった感じが今回の作品の中で一番好きな個所と言ってもいいくらい、この竹はうまく使えたと自負しているポイントです。
外枠が完成したので、お次はデジタル機器の取り付け
透過フィルムを貼ったロールスクリーンを取り付けて
プロジェクターを取り付ける
プロジェクターから投影してみると
こんな感じで映ります
背後に人がいるのわかりますか?
実はこの方、いつも弊社のデジタルを支えてくれている株式会社パララボの大仁田社長。
この方との出会い、仲良くなったことが、弊社がデジタルに向かっていく大きなターニングポイントになりました。
お昼間で、午後からちょうど西日が差しこんでくるので反射してカメラに映りにくいですが背後の月見窓越しに背景が透けているのが見えますでしょうか。
上記動画をクリックしていただけると動画で確認できるので、是非見てください。
そんなこんなで、今年も高島市長より表彰いただき、パララボの大仁田社長も一緒に記念撮影
短い時間ではありましたが、デジタルとリアルな庭についてお話させていただきました
似たもの同士のダブルOで記念写真(笑)
今回も色とりどりのたくさんの花壇が市所前広場に出来上がり、期間中はたくさんの人でにぎわっておりました。
うん。皆様色とりどりで美しい。
なのになぜ弊社だけ突拍子もなくシックなものを創っているのかって?
その~
それはまあ・・・あれですよ(笑)
そう!
皆様を引き立てるためですよ!
なんてことを言ってますが、実は秘密があります。
弊社・・・
ぶっとび要因なんです(笑)
しかしこういった場所で、未だない作品を出すことで、同業者からはすごく色々と質問をうけました。
もちろんいい質問です。
我々造園業は他の業界に比べ全然デジタル化が進んでいないし、職業の選択肢でもない。
この庭職人というジャンルに新しい風を吹き込む為にもデジタルとリアルな庭の融合はスピード感をもって進めていきたいと考えております。
近い将来、チームラボのようなデジタル庭園が皆様のご自宅のお庭でも作れるようになります。
弊社はそれをいかに安く多く造れるかを今模索しながら頑張っております。
古い文化は古いままでは廃れてしまいます。
時折新しい風を吹かせなければ進化はない。
弊社はそういった思いでこの事業に取り組んでおります。
皆さまの元へ、一刻も早くデジタル庭園をお届けできるよう今後も精進してまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
ご質問、ご相談あればいつでもお気軽に代表の大西まで問い合わせください。