福岡県朝倉市 庭リフォーム
福岡市箱崎の宮大工さんより
「朝倉市の会社の社長様がキャンピングカーを集めてバーベキューできるようなオモシロい場所を建設中なんだけど、植木を移植したいらしい」
とのお話しいただいて1月末より作業に入らせていただいています。
ご自宅のから向こうで使えそうな樹木を持っていきたいということで、
どの子にするかを選ぶ事に。(選り取り見取り、そこいらの公園以上に樹木が植えられています(^^)
建屋と建屋の間にある中庭に大きなカツラとモミジがあり、陽が入らない様で和室がジメジメしているとのことでしたので、まずはこの二本を移植することに
狭小スペースでバックホーが入らないところは手掘りで掘るのですが、地盤が固くてピックで斫りながら少しずつ(笑)
これはカツラと言う名の落葉高木です。
黄葉が美しく甘い香りを漂わす人気の樹木です。
Wow!!!!!!!!!!!!!!Σ(・ω・ノ)ノ!
雨水の配管を抱き込んじゃってます!
こんな場合は潔く配管を切断して後で補修します。
えっさほいさ、地道に掘ってラフターで釣り上げます。
移植先のスペースが小さいので極力土を落として
GO!
この状態を見るといつもラピュタを思い出すのは僕だけでしょうか?(笑)
あれだけの大木を巾1.5m 深さ0.5mの花壇へ移し替えます。
こちらはまた別の場所に一人ぽつんといたサクラちゃんです。風の吹き抜ける場所ですのでしっかり支柱をしておきたいのですが、
いかんせんスペースがないうえ、
「丸太支柱ってださくねぇ?」
と言う僕のわがままで、今回は地下支柱で固定します。
頭を固定するというより、足元をがっちり固定してやります。
植栽後、しばらくすると根が土に活着しようと細根をだすのですが、
この細根が栄養を吸収するのにとても大切なものなのです。
人間でいうとこの毛細血管ですかね。
植栽後の固定が弱くて樹木が揺れたりすると、せっかくの細根が切れてしまい
栄養を吸収しずらくなって元気がなくなることが多いので、要注意です。
「良樹細根」
と言う言葉もあるくらいです。
この体にこの花壇は少々苦しそうですが、何とか移植完了。
元気に育ってね♬